食欲の秋！そして美味しい食事に欠かせないものと言えば、やはりお酒。
皆さんは何のお酒が好きですか？
私は、ワインが一番!!
11月はワイン月間!!
11月は、ワイン好きにとって楽しみなイベントがありますね。
それは、“ボージョレ・ヌーボー解禁“!!
11月第3木曜日の午後0時、フランスではボージョレ・ヌーボーを始めとした色々な新酒が解禁となります。
ボージョレ・ヌーボーはお好き？
お酒好き、ワイン好きな方からは、ボージョレ・ヌーボーは美味しくないという声が度々聞かれますが、
フルボディが苦手、赤ワインはフルーティな方が好きな私にとって、ボージョレ・ヌーボーはとても美味しく飲むことができ、好きです。
ボージョレとは、フランス、ブルゴーニュ地方の地区の名前で、ここで作られるワインはボージョレと呼ばれます。
ヌーボーとは、新酒という意味。その年に収穫された葡萄で、解禁日に飲むことができるよう、通常のワインとは違う「マセラシオン・カルボニック」という醸造方法で造られています。
直訳すると「二酸化炭素浸漬法」となる製法により、タンニンの抽出の少ない、よって渋みがほとんど無い、フレッシュでフルーティなワインに仕上がります。色合いは鮮やかで、花のような独特の香りがします。
また、ボージョレ・ヌーボーの中にはランクがあり、「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」は、ボージョレ地区の中でも、葡萄がよく成熟する38の村（ヴィラージュ）で造られているワンランク上のボージョレ・ヌーボーです。深みのある味わいを楽しむことができます。
今年はどのボージョレ・ヌーボーにしようかな… と選ぶのも楽しいですが、
私は、ここ最近は同じものを選んでいます。
今年はどんな出来かな～なんて通ぶったりしていますが、飲んだら美味しいー！という感想だけなんですけどね、、
今年は価格も落ち着いているので、ヴィラージュの方を予約しました。
ラベルもおしゃれな
デパートイベントやワインショップなどでは、
樽から瓶に注いでくれる樽生ボージョレなどを、販売してくれるお店もあります。
大阪駅の地下ルクアのワインスタンドでは、1杯をお手頃価格で販売しているので、飲み比べを楽しむことができます。
お祭り気分で、新酒を楽しみましょう♪
ワインって、色々な種類があるんです
さて、ボージョレ・ヌーボーのお話をしてきましたが、このワインは「ガメイ」という品種の葡萄で造られています。
ワインの原料となる葡萄の品種、とても沢山あります。ワインを選ぶとき、生産国や地域、メーカーや醸造家、受賞ワイン、またはラベルの柄など、色々なポイントがあると思いますが、私は「ブドウ品種」で選んでいます。
やはりワインの味を1番に決めるのは、この品種。
葡萄の品種によって、味、香り、色、深みが全く異なってきます。
私が、お酒の中でワインが1番好きな理由は、ここにあります。
飲み比べをしたり、コレクションしたくなってしまうんですよね。
自分の好きな品種を知ることで、沢山あるワインの種類から、自分の好みのワインを選ぶことができます。
◆ 葡萄の代表的な品種 ◆
ワイン用の葡萄の品種は、300種以上あると言われており、国によって代表的な品種は違いますが、世界的にポピュラーなものを紹介します。
【赤ワイン】
カベルネソーヴィニヨン
世界各国で栽培され、最もポピュラーな赤ワインのブドウ品種として知られています。「赤ワイン用品種の王者」と呼ばれ、渋み成分であるタンニンが豊富で、成熟した味わいです。
メルロー
カベルネ・ソーヴィニヨンと同様に、国際品種と呼ばれ、世界各国で栽培されています。柔らかなタンニンで、まろやかな味わいなので、食事に合わせやすいです。
ピノ・ノワール
フランス・ブルゴーニュ地方を原産とするブドウ品種。
ワインの王様と呼ばれる『ロマネ・コンティ』はピノ・ノワールが100%使用されているブルゴーニュワインです。
色素や皮が薄くタンニンの含有量が少ないため、果実由来の酸味やミネラル感を味わうことができます。
シラー
カベルネソーヴィニヨンやシラーと同じく、世界的に人気が高い国際品種です。「パワフルでスパイシー」と表現され、豊かなタンニンと濃い色合いが特徴です。
【白ワイン】
シャルドネ
「白ワインの女王」と呼ばれる、世界中から愛されている品種です。
ブドウの実は小粒で果皮は薄く、強い個性を持たないニュートラルな風味が特徴です。そのため、造り出されるワインはその地域の気候や土壌によって多様な味わいに変化します。
ソーヴィニヨン・ブラン
こちらも世界中で広く栽培されている国際品種。色合いは淡い黄色、柑橘のフルーツやハーブのような清涼感のある香りが特徴です。生産地の気候によって仕上がりが異なるのも魅力。
原産国はフランスのボルドーですが、ニュージーランドは栽培されるワインの葡萄品種の7割がソーヴィニヨン・ブランという一大産地です。
個人的には、ニューワールドのワインは、おススメです。コスパに優れたものが多く、安くて、好みの味が飲める、これは大事なことですよね。
※ニューワールド：ヨーロッパ以外のワインの生産が新しい国
ピノ・グリ
赤ワイン用の葡萄ピノ・ノワールの突然変異から生まれた品種です。グリとはフランス語で「灰色」のことで、灰色がかったピンク色をしています。
しっかりとした果実味でまろやかな味わいで世界的に人気が高まっており、私もとても大好きな品種です。
イタリアではピノ・グリージョと呼び、爽やかな辛口ワインが作られます。
リースリング
ドイツワインといえば、これ。甘口のイメージがありますが、各国で辛口リースリングも多くつくられ、デザートワインからスパークリングまで、幅広い顔を持ちます。
アロマティックでしっかりとした酸をもち「上品な」「高貴な」と形容される人気の品種です。私も辛口のリースリングが大好き！スパークリングも、是非飲んでみていただきたいです。
その他、まだまだありますが、私が今お気に入りの品種をご紹介
ヴィオニエ
近年増えてきた日本のワイナリー。
そこで造られるワインは日本固有の品種があります。
代表的なものが
甲州
マスカットベーリーA
また、食用のナイアガラやデラウェアなどでもワインが作られ、飲みやすい仕上がりになっています。
日本のワインは果実味が感じられフルーティなものが多いので、女性には飲みやすいですね♪
ワイン初心者のあなたへ好みのワインを知るには
やはり、色々なワインを飲むことです。
ワインは大きく分けると、赤であればライトボディ、ミディアムボディ、フルボディ。
白であれば、甘口と辛口。（やや甘口、やや辛口などもあります。）
上記で好みがある方は、その中から絞って気になるものを選びましょう。
まったくない！という方は、入口はラベルの柄とか、好きな国とかで選んでも良いかもしれません。
気に入ったら、産地や品種やワイナリーなどを確認し、覚えておいてください。
自分の感想の一言メモをあわせて書いておくのも良いですね。
ある程度の数になったら、自分の傾向が見えてくるはずです。
そうすると、ワインを選ぶのが楽しくなります。
販売店で詳しい店員さんに好みの味を伝えると、おすすめを教えてくれますよ。
ホテルやフランス料理のお店でも、ワインの知識があると、美味しい食事がより楽しめるでしょう。
ワインイベントにいってみよう！
全国各地では、ワインに関するイベントが沢山開催されています。
もっと詳しく知りたい！というかたには、ワインセミナーなどの講座もありますし、
飲みたい！という方には、世界各国のワインを集めて飲み比べができるイベントも。
ワイナリーが行っている季節のイベントなどもありますので、旅行と併せて楽しむのも良いですね。
全国のワインイベントが紹介されているサイトも多くあるので、チェックしてみてください。
■ LOVEWINE
全国のワイン会、ワインイベントの情報サイト
https://love-wine.jp/wineevent/
■ 楽しいお酒
ワインだけではなく、お酒全般の情報サイト
■ ワインリンク
ワインに関する記事、お店やワインにあうレシピなどを紹介しているワイン情報サイト
https://wine-link.net/pc/event/
お気に入りの1杯を
さて、11月はワイン月間。
友達とワイワイ賑やかな飲み会も良いけれど、ワインのことを少し学んで、それぞれの味や香りをじっくりと楽しみ、お気に入りの1杯を見つける、そんな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
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