星占いの活用法~自分を見つめなおして、行動を考えるヒントにしよう!!

星に願いを★皆さん占いはお好きですか?

 

突然ですが、「星占い」は好きですか?

朝の情報番組や雑誌などで、12星座ごとに、今日の運勢や1ヵ月の運勢などが書かれている、あれです。

ついつい、自分の生まれた日に当たる星座の運勢をチェックしてしまいますよね。

今日は運勢1位だーなんで、良いことが書かれていると嬉しくなります。

逆に悪いことが書かれていると、どうせ占いでしょ、私は信じてない!なんて言う人もいるかもしれません。

 

ちなみに、私は誕生日の日が台風による大雨、運勢も最下位で、笑ってしまいました。

でも、誕生日は新しいスタートの日、ゼロから頑張るぞ!と気合が入りました。

 

占い記事を読んで大切なことは、その内容を「信じる」か「信じない」ではなくて、「どう生かすか」または「どのように行動するか」なのです。

 

 

 

そもそも雑誌やTVで良く見かける「星占い」「12星座占い」は何を根拠に書かれているのでしょうか。

それらのベースになっているのは、西洋占星術です。

 

 

西洋占星術とは

西洋占星術とは、星の位置が移り変わることによって、地球上の私たち人間へ様々な影響を及ぼしているという考えのもと作られた占い方法です。

その歴史は古く、古代バビロニアで発祥し、ギリシャ・ローマ時代に基本的な体系が整ったと言われています。

 

西洋占星術は、太陽や月などの天体がどの星座の位置にあるのか。また、天体同士の位置や角度なども含めて総合的に見ていきます。

天体の位置を確認するための図を、ホロスコープと言います。

ホロスコープによって示された、地球から見た天体などの位置や運行をもとに、社会の情勢、人間の性格や運命を読み解いていくのです。

 

個人の性格や運勢を読むために必要なのは、その人が生まれた日のホロスコープです。それをネイタルチャートといい、個人の性格や性質、行動原理や好きなことなどを読み解くことができます。

また、ネイタルチャートと現在や未来のホロスコープを組み合わせることによって、

運勢を読むことができるのです。

 

 

太陽の位置で自分の星座が決まる?

ネイタルチャートは、あなたが生まれた時に、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の10個の星(天体)の配置を表す図です。

それらの天体がどの星座のどの位置にあるか、またどのような位置関係にあるのかを読んでいきます。それが自分の性格や性質、生き方を示してくれているのです。

 

星占いでは、生まれた日によって12の星座に分けられていますね。

それは、個人の太陽がある場所を指しています。

例えば、誕生日が3/21〜4/19の人は牡羊座。 この期間に生まれた人は、ネイタルチャートにおいて太陽が牡羊座に位置しているということなんですね。

 

という訳で、よく雑誌や朝の番組で言われる星占いは、西洋占星術を簡略しているものなのです。

 

太陽は、個人の生主体的な目的を表す天体です。

人は太陽系の中心である太陽を目指して生きようとします。それは、他人からみた自分、社会的な立場である自分ということもできるでしょう。星占いにおいて性格診断が書かれる理由、すなわち生まれた日による太陽で性格診断が行われるのは、そういった理由からあるのだと思います。

 

ですが、人は生まれつき、自身の太陽星座の要素をもっている訳ではありません。

生きていく中で、努力することで初めて、その星座(サインと言います)を生きることができるようになるのです。

 

星占いの性格診断が自分に合っていないなあ…と思う時、まだ自分自身の太陽を生かすことができていないのかもしれません。

そんな時は、合っていないなあ=この占いは外れだな、と思うのではなく、自分の生きる目的の方向のヒントを示してくれている、と読んでみるのはいかがでしょうか?

 

また女性においては、結婚により旦那さんを支え、自分は影にと思う方もいるでしょう。

旦那さんがあなたの太陽を担ってくれている場合もあるのです。

 

10の天体が示すもの

さて、先ほどネイタルチャートには10の星(天体)の位置が書かれているという話をしました。

 

これら、天体を表すマークは見たことある!というかたも多いのではないでしょうか?

 

最新作の映画が公開されて話題のセーラームーン登場する星達ですね。私も世代でしたので、占星術を学ぶ時、多いに役立ちました。

最新映画も観にいきましたよ。新シリーズは初めての視聴でしたが、新しいキャストもとても良かったです!
そして今観ると、各天体の持つ要素がそれぞれのキャラクターの個性になっているということが分かります。

 

占星術では、私というひとつの人格は、『10の天体がもつ主体的な要素』により構成されていると考えます。つまり、自分の中に10人 の人がいて、その10人が話し合いをして行動を決めているイメージですね。

ディズニーの映画で「インサイドヘッド」というものがありましたが、あんなイメージでしょうか。

 

さて、それぞれの天体が持つ要素について、お話しましょう。

 

 

★ 太陽 … 人生の目的 自己主張 総合的な人生の方向性

上記でお話した通り、人生の目的や方向性を示します。その人にとっての職業を表す場合もありますが、もっと広い意味での生きる目的と考えた方が、しっくりくるかもしれません。

 

 

★ 月 …  体、感情、インナーチャイルド(自分の内面・素の部分)

月の公転周期と人間の生体リズムには大きな関連性があることは知られています。

そのため占星術では、人の体や精神状態に大きく関わっていると考えられています。

公転周期の早い月のように、幼児期に反復して形成された感情の傾向は、個人の人格の基礎を作っていきます。

また、快・不快という反応もこの月から出てきます。

 

 

★ 水星 … 知性、会話、言語能力

知性の傾向や個人が工夫しようとする時の知性の使い方を示します。

太陽と最も近い場所にあるため、太陽が示す目的、社会的役割を実行するための知性や

言語能力や技能の習得は水星が司っており、それがどの星座(サイン)に位置しているのかを見るのはとても大切です。

 

 

★ 水星 … やる気、行動力、情熱

自分という存在を対外的、社会的に打ち出す積極的な働きを持つ天体です。

太陽の目的をやり遂げる活力の源を表します。エネルギーが強いため、暴走すると攻撃の手段になる可能性もありますが、力強く人生を生きるためには必要なものです。

自分の火星の位置を把握し、そのエネルギーを上手く使っていくが大切です。

女性のネイタルチャートにおいては、好みの男性を表すこともあります。

 

 

★ 木星 … 善意、やさしさ、寛容性、惰性

穏和な力、他者を容認する寛容や発展を表す星です。そのため、ラッキー星と呼ばれ、あらゆるものを拡大・発展させていきます。

木星の英語名ジュピターはローマ神話の最高神(ギリシャ神話のゼウス)であることからも、その強さを感じられるでしょう。

その人の善意が宿る場所でもあり、受容が大きすぎて怠情にならないように要注意です。

 

 

★ 金星 … 芸術的センス、感性、愛情

夜空に美しく輝く1番星である金星。美の女神ヴィーナスの名を冠するその星は、芸術性や美的なセンスを示していると考えられてきました。

個人のチャートにおいては、その人の感受性、楽しむ力を表し、そのため恋愛傾向やお金など自分を向上させるための喜びにも関係しているといえます。

男性のチャートでは好みの女性を表していることもあります。

 

 

★ 土星 … 厳しさ、規律、モラル、制限、安定

輪を持つ天体として知られる土星。その輪がある種の制約を表すと言われています。

そのため、土星は社会を生きていくための自己を管理する能力、自分を律するための指針や役割を果たします。土星の働きを用いることで、人は自分自身のエゴと社会的な要求とのバランスを取っていくことができます。

 

 

★ 天王星 … アイデア、独自性、突発的、変革、リニューアル

天王星は自転軸が極端に傾いている天体で、その様相から生み出すエネルギーは、新奇な発想や独立心、変革する力などを与えてくれます。

地球からみて土星より外側をさす、トランスサタニアンの最初の天体である天王星は、枠組みから飛び出し、より個人としての自由な道を模索します。強く作用すると、孤立や反動的な姿勢を好むことになります。

 

 

★ 海王星 … 夢、イメージ、芸術、流行、霊感、虚偽、不注意

潜在意識の中で、その人をコントロールしているのが海王星の役割で、夢の意識と一番近いところにあると言えます。

隠れた意識、心の内にあるものを表現し具現化する芸術性を表すこともあります。また、神秘的な能力を示すこともあります。

 

 

★ 冥王星 … 底力、死と再生、破壊性

太陽系の中で最も遠い天体である冥王星。そのため太陽系の外側からの宇宙の概念を持ち込んでくる天体と言われています。

プルート(原子力)という名の通り、周りの状況を一切構わず働く深い意志、強い破壊力を持ち、日常生活を安定させている「常識」を壊すような事態を生み出します。ですが、

同時に再生能力を持ち合わせているため、いざという時の底力、根本からの再生にもなり得ることができます。

 

 

自分の星を活用しよう!

このように、私たちはそれぞれ異なった要素を持つ10個の天体を持っています。

そして、その10個の天体は、星占いで示されている12の星座に位置しています。

 

【12星座】

 

例えば、4月18日に生まれた人は、そこから導き出される星座-太陽星座が、おひつじ座だったとしても、月や水星、火星などの他の天体は、別の星座にあるのです。

太陽が直感的に行動し、未来を切り開いていくおひつじ座にあっても、知性を司る水星が牡牛座であった場合、慎重に確実的に行動する力も備え持っていることとなります。

 

自分のやる気スイッチを示す火星はどこなのか、リラックスできるポイントをしめす月はどこなのか、そのように、自分の天体がどの星座にあるのかを知ることは、自分の性質や資質を客観的に見ることができるのです。

 

12星座による性格診断は、多くの占いサイトで紹介されています。

また、無料でネイタルチャートを作成できるサイトも数多くあります。初心者でも簡単に作れて見やすいサイトもありますので、自分の天体がどの星座にあるかを、調べてみてはいかがでしょう。

 

太陽がある星座より、今の自分にしっくりとくるかもしれませんし、自分の新しい可能性を見つけることができるかもしれません。

 

 

 

占いの活用の仕方

 

冒頭でも述べましたが、占いにおいて重要なのは、書かれている内容や占い師によって導き出された結果をうけて「どのように行動するか」なのです。

 

西洋占星術によって、客観的に自分を見つめなおしたり、運気を読むことで、自分の方向性やとるべき行動が見えてきます。

 

私達は、天気予報を見て明日の服装を決めたり、晴れだからお布団を干そうとか、風が強そうだから植木鉢を中にしまおうかという行動をします。

 

西洋占星術は、自分の中にある星や夜空にある星達が、私達が次に起こすべき行動のヒントをくれるのです。

 

 

 

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投稿者

ラフター君
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