今食べたいスイーツ!!

皆さん、好きなスイーツといえば何ですか?

 

ケーキやクレープ、フルーツサンドなど、生クリームやフルーツを使ったお菓子、

行列のできているお店もあるトッピングたっぷりのふわふわパンケーキ、

最近流行ったカヌレやマリトッツォやヨーロッパのお菓子…

 

このように、スイーツといえば、「洋」のお菓子を思い浮かべがちなのではないでしょうか。

 

ですが、今回は「和」のお菓子を紹介したいと思います。

 

お菓子は、海外から輸入されてきたり年ごとに新感覚スイーツなんているものが生まれたりもしますが、各国の文化であり、暮らしや伝統行事と結びついています。

 

日本の和菓子は四季と深い関わりのある伝統文化です。美味しいだけではなく、見た目の美しさが特徴です。そして、バターや生クリームといった動物性の脂肪をあまり使わないので、低カロリー。

大豆や小豆、もち米など健康的な食材が使われているもの特徴です。

また食物繊維が多く含まれる食材も多く使われています。

 

流行りのスイーツも良いですが、私たちの「和」のお菓子の魅力を再確認してみませんか?

 

 

和菓子の歴史

和菓子の歴史はとても古く、縄文時代にはクッキーのような加工物が作られていたといいます。これがお菓子の原型になったといわれています。

その後、弥生時代には、間食に果物や木の実を食べる習慣がありました。この間食として果物を食べる習慣が、「果子(かし)」、つまり「菓子」の始まりといわれています。

また、木の実で乾燥させて保存したり、道具を使い粉砕して保存するようになりました。それらの砕いた木の実を水に晒してアクを抜き、丸めて熱を加えるなどしたことが団子の始まりといわれています。

 

その後、日本最古の加工食品といわれる「餅」が誕生します。当時は、何よりも大切な米を原料としてつくられたわけですから、とても神聖なものとして扱われていました。

 

その後、唐との交流で影響を受け、室町時代の茶の湯の流行ともに和菓子は進化していきました。そして、江戸時代になって戦乱が止み、社会が安定し経済が発展、砂糖が普及するようになったことからも、菓子づくりに力を注ぐことができるようになりました。京都や江戸の他、日本中各地で本独自の菓子が作られ和菓子が飛躍的に発展していきました。

 

砂糖を多く使ったお菓子は京都を中心に多く作られ、花鳥風月にちなむ菓銘や菓匠の菓子が生まれました。このような菓子は上菓子と呼ばれ、大名や公家、富裕な町人層により、儀式や贈答、茶会などで使われました。

上菓子の一つが現在の「練りきり」です。

 

 

季節を表現する和菓子

お花や季節のモチーフの形をした、お茶席でいただくような生菓子を「練り切り」といいます。

練り切りのデザインは、今から三百年以上前、江戸時代後半に京都で育まれ、全国に広がりました。当時の菓子のデザインが現在に伝え残っています。

 

四季折々の植物や風物詩をかたどる繊細な細工をされた美しい生菓子、和菓子の職人の巧な技で表現されています。

特別な所作がなくとも抹茶を飲むことはできます。コーヒーや紅茶ではなく、たまには、抹茶を立てて、和の生菓子を頂くティータイムはいかがでしょうか?

 

 

季節の生菓子を楽しめるおすすめお菓子屋

 

■ 和菓子実演がある『鶴屋吉信』 

全国の百貨店にある有名和菓子店。京観世、大好きです。

京都に訪れた際は、西陣にある本店を是非訪れてみてください。

2階の茶寮には和菓子実演があり、お寿司を握ってくれるように、カウンター席で、

季節の生菓子とお茶をいただくことができますよ。

 

■ 和菓子体験ができる『七條甘春堂』 

京都・七条のお店でできる、和菓子作り体験がおすすめです。

異なった技法を使った3種類の季節の生菓子を作ることができます。

ちょっと不格好になってしまう自分の手作りが、なんとも可愛いく思えます。

 

 

暑い日にたべたい和菓子

さて、気温が上がってきて、夏日といわれる日も出てきたこの頃。

和菓子屋で、暑い日に食べたいお菓子といえば、かき氷!!

 

ちなみに、かき氷は平安時代に書かれた「枕草子」にも登場する日本古来のお菓子ですが、

「削った氷を食べる」という文化は古くから世界中各地にあったようです。

 

最近はかき氷ブームもあり、お茶屋さんの宇治金時は昔からの定番ですが、旬のフルーツを使ったシロップや、ソースをふわふわの泡にするエスプーマかき氷なども見た目にも楽しいかき氷が沢山。ガイドブックなんかもでていますね。

LAUGHTER君中の人は、去年はデパートのかき氷フェアにでかけました。

 

ですが、日本の夏のお菓子はそれだけではない、見た目にも「涼」を感じる、喉ごしが爽やか、暑さに疲れた身体をほっとさせてくれる…そんな和菓子たちを紹介したいと思います。

 

■ 水無月

京都発祥のお菓子で、関西以外の方には、あまり馴染みがないかもしれません。

三角の形をした、ういろうに小豆をのせて固めた和菓子です。

 

京都では、夏越の祓が行われる6月30日に1年の無病息災を願い、水無月を食べる風習があります。

小豆の赤は邪気払いの意味が込められており、三角のういろうは氷を模しているそうです。

平安時代の宮中では、旧暦6月1日に西賀茂地区の氷室に保存していた氷を食べる「氷室の節会」という暑気払いの風習が行われており、高級品である氷を口にすることができなかった庶民が、氷を模したお菓子を作って食べるようになったことで、夏越の祓の行事食として定着したそうです。

 

時期になると、京都の和菓子屋さんだけでなく、スーパーやコンビニにも置いてあります。

年毎に食べ比べや、関西旅行に来る方は、お土産に買って帰るのも良いですね。

 

 

■ 水羊羹

まさに定番。水羊羹は練り羊羹より、寒天の量を減らし、水分が多め。

甘さを控えめにしてつくられることが多く、冷蔵庫で冷やすとさらにさっぱりと食べられます。

 

☞おすすめのお店

 ・とらや

羊羹といえば、『とらや』。なんと室町時代後期に京都で創業した老舗和菓子屋です。

とらやの水羊羹はしっかりとした食感とコクのある味わい。「御膳(こし餡)」、「小倉」、「黒砂糖」、「抹茶」の4種類があります。

 

 ・たねや

LAUGHTER君中の人も大好きな『たねや』本生羊羹は、なめらかな口あたりで、素材を活かすことにこだわり、北海道小豆の風味とうまみを味わえます。

そして、「本生」羊羹をいつの季節でも楽しめるように、季節にあわせて調整して作られています。

 

 

■ わらび餅

こちらも定番和菓子。山菜のわらびの根のでんぷんによるわらび粉使って作るお菓子です。わらび粉は採れる量が少なく、希少な材料なため、芋やタピオカ、葛などをまぜて作られ、各店のオリジナルわらび餅として作られていることが多いです。

わらび粉を100%使っているものを「本わらび粉」といいます。

 

ぷるぷるした独特の食感で、わらび餅自体は味がないため、きな粉や、抹茶をまぶして頂くことが多いです。また、黒蜜との相性も◎ また、練り込んで味付けしてあるものもありますね。

 

本格的なわらび餅を楽しみたいなら、老舗和菓子屋、専門店が良いですが、最近では、

わらび餅に生クリームとドリンクを合わせてアレンジした「飲むわらび餅」も話題です。

 

 

■ 葛まんじゅう

わらび餅と似ている「葛餅」。植物の葛の根から作られた「本葛粉」が原材料です。

その葛餅に餡子が入っているものが葛まんじゅうです。葛粉もわらび粉と同じように希少なため、他の材料を混ぜてつくることもあります。水まんじゅうと呼ばれたりしていますね。

ぷるんとなめらかな食感、透明な見た目で涼しさ満点。作り立てが一番おいしいので、

本葛粉を購入しての手作りもオススメです。作り方は検索すると色々紹介されていますよ♪

 

☞おすすめのお店

 中村軒

京都観光の際は、是非是非おすすめしたい京都・桂の和菓子屋店。桂離宮の近くに位置し、

願いが叶うお地蔵様や説法で有名な鈴虫寺、嵐山・嵯峨野も近くです。

定番かき氷、月限定かき氷と、かき氷もオススメなのですが、

上質の葛に黒みつがはいった「かつら垣」、桜の葉のほのかな香りがする「くず桜」は夏に味わってほしいお菓子です。

ただし、京都のあつ~~夏は、持ち帰り時に要注意です。

 

■ くずきり

最後に紹介したいのは、くずきり。

葛まんじゅうの紹介と同じく、葛という植物の根から作られた葛粉から作られます。

葛粉を水で溶かした後、型に入れて加熱し、板状に固めたものを細長く麺のように切ると完成。

ちなみに、よく似ている寒天やところ天、これらの原料は海藻です。

黒みつやきな粉で頂くことが多いですが、チャプチェにしたりサラダに入れたりするのも良いですよ。

栄養がなさそうですが、女性に嬉しいイソフラボンやポリフェノールが含まれているのも嬉しいポイント。

 

☞おすすめのお店

森野吉野葛本舗

奈良・宇陀市にあるお店。旅行で訪れた際、通りかかったこのお店に入って、作り立ての葛切りを食べた時は、とても美味しくて感動しました!!

葛粉や葛湯、葛を使ったお菓子も販売しています。

奈良には、他にも葛のお店がありますね。

 

 

 

休日プランに欠かせないスイーツ。

今回は、和菓子のお話に加えて、オススメのお店を少しご紹介。

 

その他の、関西オススメの和菓子屋さん、手土産やお土産にオススメな和菓子屋さんが

知りたい人は、LAUGHTER君プランをご利用くださいね♪

 

 

 

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『プランニングアドバイス♪関西おでかけ&旅行』

 

投稿者

ラフター君
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